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「運がいい人」になるための小さな習慣 サチン・チョードリー【感想】 

こんにちはhumuhumuchanです!読んだ本の紹介と感想を書きます。

結論、小さな行動の変化を積み重ねることで人生を前向きに変えることができる。

どんな変化をすればいいのか、それがこの本で紹介されています!

 

「運がいい人」になるための小さな習慣

著者:サチン・チョードリー
出版:アスコム

✓この本を紹介したい人
・自分でチャンスをつかみたい人
・自分を成長させたい人
・自分を変えたいけど何をしていいかわからない人

筆者サチン・チョードリーさんはインド出身。日本で就職し、一介のサラリーマンから世界で活躍する実業家になった人物です。

この本のポイントは「小さな習慣が人生を変える」ということ。行動だけでなく思考の習慣化も非常に重要です。

難しいことではなく簡単なこと。簡単なちょっとの変化が積み重なって自分が変わり、あとの人生が大きく変化します。

この本では具体的な習慣が40例紹介されています。そのなかで実践していこうと決めたものを自分なりにまとめて紹介します。

ー目次ー

・可能思考で考える
・まず行動から始める
・自分の「ファン」をつくる
・まとめ

1.可能思考で考える

「可能思考」とは”どうすればそれができるのか”に集中して考え動くことです。

例えばウォークマンの発明は、機内で音楽を聞きたいと思ったことがきっかけだそうです。つまりちょっとした発想を、どう応用して考えていけるかが分かれ道です。

反対に「不可能思考」とはそれができない理由に集中してしまうこと。
みなさんはどうでしょうか。私は思い当たることが多すぎます!無意識のうちに不可能思考が染みついていました。

可能思考になるための方法も紹介されています。

(1)自分が運がいいと口に出して言う

口に出して言うことで意識により強くやきつけることができます。そうするとありふれた日常の中の「運がいいこと」、(例えばたまたま買ったものがおいしかった、旅行に行ったら天気が良かったなど)に気付くことができ、それだけでハッピーで前向きになれます。ネガティブだと可能思考になれませんよね。

まずは1日5回、毎日言ってみましょう。

(2)人に頼る

1人で考えてもわからないときは人に頼りましょう。人に頼ること=物事を解決するために他人の能力を使うことです。

そのため人を頼るときは、課題を解決するための必要な能力を持っている人に頼りましょう。その店がおいしいかどうかは、その店に行ったことがある人に聞くのがいいですよね。

(3)「やらないといけない」を「やりたいこと」に変換する

例えば「家の掃除をしないといけない」を、家が散らかっているから「掃除したい」に変換します。そして掃除をすることで脳に願望がかなったと思わせる(成功体験を覚えさせる)ことができます。一種の暗示みたいですが、小さい成功体験を重ねることでモチベーションがあがりポジティブにつなげることができます。

2.まず行動から始める

何事においても重要なのは「スピーディーな動き」だと筆者は言います。

まずはできる限り”Yes”と返事をする。そうすることでまずはチャンスをつかみとる。どうするかはそのあと考えればいい。

なかなか無茶なと思いますが、私自身もブログを始めるにあたってもっと早く始めればよかったと思います。なぜならやってみないと分からないことが多し、やってからわかることがたくさんあります。頭の中で考えたり不安がっている時間がもったいなかったなと思います。

あとは投資ももっと早く始めていれば…と思うときもあります( ̄▽ ̄)

ただリスクを考えることはもちろん大事です。筆者の言う通り、なにがなんでも”Yes”では身を滅ぼしかねないので、そこはしっかり考えましょう。

3.自分の「ファン」をつくる

運を上げるには自分の周りにどれだけ人を集められるか、が重要だといいます。なぜなら「人」こそがチャンスを運んでくれるからです。

ファンを作るのに必要なのは自分だけの魅力と武器。

私もそんな魅力ない…と思ったのですが、難しく考えないで「この人感じがいいな」と少し好感を持ってもらえる人を目指せばいいのです。
私が気を付けたいと思った「ファン」を作る方法は以下の通り。

(1)身だしなみを整え、笑顔で適切な話し方をすること

言っていることは基本中の基本ですが、できていますか?私は意識しないとできません…。

(2)ギブ&ギブ&ギブの精神でいること

この気前の良さが相手の心に残ります。確かに自分に良くしてもらった相手の裏が見えた時、感謝の気持ちがしぼんでしまった経験はありませんか?

またギブの中身も重要です。誰でもギブできるのは「言葉」と「時間」。落ち込んでる相手に一声かけることや、忙しい人を手伝ってあげるなどもギブの一つです。

他にも誕生日やお祝い事にあわせて、ささやかなプレゼントをする。ここぞというときのプレゼントは相手の心に残ります

(3)褒め言葉は事実の3割増しにすること

褒めることは相手の気分をよくする基本です。ここで重要なのは事実を盛ることです。

私は夫に「今日の服センスいいね!あの俳優さんみたいでかっこいい!」と褒めてみました。するとその日夫は上機嫌、娘とよく遊んでくれ家族で楽しく過ごせました。

まずは身近な人で実践してみてください。どんな効果を生んでくれるのか実感できると思います。

(4)部下、年下には「ほめ言葉」と「注意」

年下がついていきたいと思う人物=自分を引っ張り育ててくれる人だと筆者は言います。

確かに納得です。年下に好かれたいと思う前に、自分が年下に好かれるためにはどうしたらいいかについて考えることを疎かにしていたことに気付きました。

年下を育てるにはモチベーションを保ちつつ成長を促すことが大切です。そのため「ほめ言葉」と「注意」、例えば「この資料わかりやすいね。あとここに●●を足すともっといいね」みたいな声かけが有効です。

褒めるだけでも、注意するだけでも、いい関係を築くことはできません。

まとめ

このように人生を成功させるための習慣、コツがたくさん紹介されています。人生の成功が何なのかは人それぞれですが、少なくとも自分の人生を前向きにしてくれる本だと思います。

本書では他にも「憧れの人をランチに誘う」「若い人のスマホを見せてもらう」「相手のメリットになる話し方をする」など興味深い習慣が紹介されており、とても勉強になります。ぜひ一度読んでみてください!目次だけでも!

ここまで読んでいただきありがとうございました。